大阪・関西万博「モーリシャスパビリオン」様の1.6mサンゴ水槽・開始前の状態を解説
水槽サイズ | W1600×D500×H800 mm 一式 |
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水槽の種類 | 海水魚水槽 |
EXPO2025 モーリシャスパビリオンに導入した1.6mサンゴ水槽の展示開始前の様子を紹介
2025年4月13日から開催された、大阪・関西万博。
その万博のモーリシャスパビリオンに展示するため、1.6mのマリンアクアリウム一式を販売導入し、アクアガーデンで継続的なメンテナンスを担当しています。
現地の海の再現をテーマに、サンゴと海水魚の魅力を来場者の皆さまにお届けする大型展示です。
設置直後から多くの方にご覧いただき、SNSでも写真投稿が増えるなど好評をいただいています。
今回はそのサンゴ水槽の展示開始前の様子をご紹介します。
展示期間は万博会期中の10月13日まで。会場へお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。設置経過は下記ページでもご覧いただけます。
設置1ヵ月後の様子 / 設置2ヵ月後の様子
1.6mマリンアクアリウムをもっと楽しむための見どころ
色彩豊かな海水魚と、日々表情を変えるサンゴ。泳ぎ回る魚はもちろん、一見静かなサンゴにも“開く・閉じる・伸びる”といった変化があり、観察するほど奥深さが見えてきます。
成長を見据えたサンゴ配置と、安定感のある岩組
サンゴ同士が干渉しにくい距離と高さを設計し、成長後もトラブルが起きにくいよう固定しています。
実はサンゴはストレスに弱い生き物なのです。そのため、展示期間中にサンゴがストレスを感じないように、開始前の時点から数か月の展示を見越したレイアウトをしていました。
基礎となる岩組は、見栄えと強度のバランスを熟練スタッフが調整。
サンゴだけではなく、魚にも快適な地形をつくり上げています。
水流ポンプが生む“海らしさ”と魚のダイナミックな動き
左上に設置した水流ポンプがランダムな流れをつくり、サンゴへ養分を届けると同時に、海水魚の遊泳本能を刺激します。
流れに乗って向きを変える魚たちの動きは、この水槽ならではの見どころです。
この水槽で出会える生き物
大ぶりの枝状サンゴ「ミドリイシ」を中心に、ソフトコーラルや小型魚まで多様な生体が共演します。
底面付近には「ウミキノコ」「スターポリプ」などを配置し、下部レイアウトも楽しめます。
細長い「ホンソメワケベラ」はクリーナーフィッシュとしても知られ、ユニークな仕草で人気です。
- 海水魚:ナンヨウハギ、ヒレナガハギ、デバスズメダイ、インディアンバガボンド、トゲチョウチョウウオ、ミゾレチョウチョウウオ、ホンソメワケベラ、ハギの仲間 ほか
- サンゴ:ミドリイシなどのハードコーラル各種、ソフトコーラル各種(ウミキノコ、スターポリプ ほか)
- その他:エビ、貝類 など
イベント・撮影での水槽設置もおまかせください(特注製作に対応)
アクアガーデングループでは、イベントや撮影向けの短期レンタルから、一式販売&設置まで幅広くご対応します。
規格水槽(30~120cm)はもちろん、ブースに合わせた特注サイズの製作・設置も承ります。
- 目的に合わせた設計提案:海水魚・サンゴ展示に最適なオーバーフロー式水槽、活魚ストック用のいけす・活魚水槽 など
- 短期・長期どちらも対応:展示会、撮影、常設展示まで柔軟にプランニング。1年未満の短期レンタルから販売まで柔軟に対応します
- 製作リードタイム:内容により準備期間が必要です(特注水槽は目安約4週間)
導入後も安心のサポート体制
メンテナンスは生体の健康維持を最優先に、定期的かつ計画的に実施。アフターサービスにも力を入れており、利用継続率96%の実績があります。レンタル・リースはもちろん、オーダーメイド水槽、オリジナル水槽台・キャノピー、パルダリウムや小動物・爬虫類向けケージ、アクリルケースの製作も可能です。お問い合わせはメールフォームまたはお電話にてお気軽にご連絡ください。